政府は1日、平成に代わる新元号が「令和(れいわ)」に決まったと発表した。5月1日より施行される。新時代が始まる高揚感に力を借り、何事も前向きに取り組みたいものだ▼ご多分に洩れず小紙も年号を西暦で表記するようになって久しい。「昭和××年」といった元号表記は職歴紹介などで、西暦と併記して使用する。年号を符合する作業はそれなりに煩雑だ。一方で、「昭和の匂い」「平成の初め頃」といった表現は、西暦では出せないニュアンスを表現できる▼それにしても、情報の伝達が早い時代となった。新元号決定のニュースは映像や音声のライブばかりでなく、文字情報としても瞬時に電脳世界を駆け巡った。首相の会見直後の午後1時頃に「万葉集」をネット検索すると、すでに『新元号「令和」はこの万葉集が出典である』と加筆されていた▼万葉の時代の情報伝達はどのように行っていたのだろうか。調べると、奈良時代の馬を使った飛脚便は、太宰府と京(平城京)の間であれば4~5日で到達していたという。結構早い。道路、駅といった情報インフラの整備は、当時も国家の重要施策であった▼さて、小紙のPDF版がアプリ方式を採用し、数段速く便利になった。スマホやタブレットでも是非どうぞ。エイプリルフールの執筆ですが、これ本当です。(19・4・2)

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