ダウとデュポンの対等経営統合によって発足したダウ・デュポンの会社分割後に特殊化学品事業部門を引き継ぐ「デュポン」が2019年6月に誕生する。「スペシャリティカンパニー」としてのポジション強化を最重要テーマに位置づける、同社のCEO(最高経営責任者)に就任するマーク・ドイル氏(現ダウ・デュポン特殊化学品事業部門最高執行責任者)に今後の成長の道筋を聞いた。

 ― 新生デュポンはどのような企業になりますか。

 「デュポンは1802年の創業以来、折に触れて自らを変革し続けてきた。それがデュポンの歴史であり、新生デュポンの誕生は最新の変革と位置づけている」
 「スペシャリティマテリアル、スペシャリティケミカルなどを手掛ける『スペシャリティカンパニー』だ。スペシャリティの意味するところは、イノベーションと顧客を重視した企業であり、対象となる市場に対してユニークな製品を提供したり用途を創出する、さらに今日存在しない技術を生み出す企業である。エンドマーケットはエレクトロニクス、運輸、安全、建設、食品といった、いずれも技術面で日本が強みを持ち、世界の市場で日本が生み出した技術や製品が通用している分野。だからこそデュポンにとって日本は重要な市場である」
 「エレクトロニクスと食品は異なる市場と思われるかもしれないが、共通点は次世代の製品を生み出すためのイノベーションのプロセスや、顧客と共同した取り組みが重要になることだ」

 ― どのような企業文化を創り上げますか。

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