日本触媒は、化粧品用リポソーム素材のサンプルワークに乗り出した。共同先のライラックファーマ(札幌市)のマイクロ流路デバイスを使用して作るリポソームで、粒径が揃っており、凝集せず安定しているといった特徴を有する。デバイスにリポソームを構成する脂質と、水溶性またはセラミドなどの油溶性の成分を流し込むだけで、さまざまな成分を内包したリポソームが得られる。各種成分を封入していない状態でも化粧品に利用することが可能で、肌のバリア機能を高められるといった効果がある。スキンケア化粧品向けを中心に提案活動を進め、2021年度(22年3月期)には採用実績を上げる。続きは本紙で
花王、業務用衛生事業で攻勢 手間減らし環境...
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