55年前の今日は東京五輪が開幕した日。日本が第二次世界大戦敗戦後の復興と経済発展を世界に示すことができる絶好の機会であり、大会運営や競技施設、インフラの整備といった五輪関連経費として約1兆円の予算が投入された。この時期に東京の風景は一変したといわれる▼そもそも、この開幕の日は1966年に「体育の日」と定められ、祝日だった。これが、いわゆる「ハッピーマンデー制度」の導入により2000年からは10月の第2月曜日に変更され現在にいたる。その慣れ親しんだ「体育の日」も、来年から今度は「スポーツの日」に改められる▼名前が変わるだけで、これからも10月第2月曜日は祝日なのだが、特別措置法により東京五輪・パラリンピックが催される来年に関しては、五輪開会式当日の7月24日に振り当てられる。ちなみに開会式前日の7月23日は「海の日」、閉会式翌日の8月10日は「山の日」となるらしい。もちろん円滑な運営を行うためである▼その趣旨も「スポーツに親しみ…」から「スポーツを楽しみ…」へと変わり、若干は今風の呼び名になっても自然なことだ。ただ、「体育の日」は今年で最後。そう思うと感慨深いが、速い切り替えを心掛けなければ。4年ぶりの”にわかファン”で、観るスポーツだと実感するラグビーの戦術から学んだ。(19・10・10)

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