従来型の「モノ売り」に固執せず、外部連携を軸に「プラットフォームの構築」に挑む-。東洋インキSCホールディングス(HD)が、製造業の概念を覆すようなプロジェクトを相次ぎ始動させている。今年度スタートした中期経営計画では「グリーン・デジタル・健康」の3領域を成長市場として設定。新市場に挑むに当たって取り扱える素材の幅を広げるのはもちろんだが、直近の動きを見るとデータビジネスや半導体製造、包材リサイクルなどプラットフォームそのものの構築を目指す姿勢が鮮明だ。直接の接点がなかった異業種と構築した仕組みのなかで素材が売れていく収益モデルの実現を図るなか、髙島悟社長は「将来的には『尖った老舗』になりたい」とその目標を語った。続きは本紙で

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