楠本化成は、単層カーボンナノチューブ(CNT)分散液の新工場を埼玉県草加市に建設、稼働を始めた。同社はCNT大手であるオクサイアル(ルクセンブルク)の日本総代理店だが、リチウムイオン2次電池(LiB)導電助剤向けに需要拡大が見込めるため、生産拠点を設けて地産地消を図る。まずは年産約50トン体制で立ち上げたが、来年には数倍に生産能力を増強する。LiB導電助剤にはカーボンブラックが普及しているが、CNTは高価なものの使用量がわずかで済むうえ、電池特性を大きく向上できるとあって徐々に広がっている。オクサイアルは世界最大の電池市場となった中国にも新規に2工場を建設することにしている。

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