無水フタル酸のアジア市況に先高観が出ている。春に韓国と台湾の大手が定修を行うため玉が絞られるうえに、需要期に差しかかることもあって強含む公算が大きい。一方で、中国が輸出を一段と増やす可能性がある。中国では、オルソキシレン(OX)由来に比べて価格優位性があるナフタリン由来の製法のメーカーが少なくない。ナフタリン由来は品質上の問題で供給先が限られると一部の市場関係者から言われているが、需要家の求める品質基準を満たして供給先を増やせば、アジア市況を下落させる材料となる。

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