積水化学工業と日立製作所は、材料開発におけるマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の推進に向けて協創を開始する。材料に関する人工知能(AI)などのデジタル技術を駆使することで、短期間で効率的に材料開発や知見を見いだすことが可能なMI推進に取り組み、新材料開発の加速や研究開発の効率化・高度化を目指す。疑似量子コンピューターとも呼ばれるCMOSアニーリングを材料分野で初めて適用するなど、「極めて先端的な技術をいくつも適用する」(日立)。積水化学の材料開発におけるナレッジと、日立のデジタル技術を融合することで、サステナブル社会実現に向けたデータ駆動型材料開発基盤を実現し、積水化学が長期ビジョンで掲げる「2030年の業容倍増」実現に向けた大きな武器としていく。
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