花王が3日発表した2021年12月期決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比14・9%減の1096億円だった。原材料価格の上昇を受け、衣料用洗剤やサニタリー製品などの利益率が悪化したことが要因。ハンドソープや消毒液で前年同期の特需の反動減が出たことも響いた。営業利益は同13・8%減の1435億円だった。

 売上高は同2・7%増の1兆4188億円。セグメント別にみるとケミカル事業が最も好調で、同12・9%増の3143億円と全体をけん引。殺菌・洗浄用途などで使われる油脂誘導体製品が堅調に推移したうえ、海外を中心に原料価格の高騰への対応も奏功。化粧品を含むコンシューマープロダクツ事業は同0・7%減の1兆1437億円だった。

 22年12月期は売上高1兆4900億円、営業利益1600億円を見込んでいる。

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

セミナーイベント情報はこちら

経営の最新記事もっと見る