IoT、ビッグデータ、人工知能、ロボットに代表される第4次産業革命。新聞やテレビ、ネットでこれらの情報を目にしない日はない。世界中の企業が関連分野での新技術、新製品・サービスの開発にしのぎを削り、技術革新の速度は増すばかりだ▼世界規模で進むこのイノベーションは、新たなビジネスモデルを生むだけでなく産業構造や社会システムを大きく変化させる。次世代自動車や自動運転技術の開発に、自動車や部品メーカーのみならずIT関連企業が次々に参入していることが、それを如実に示す▼産業や企業の国際競争力強化の観点からは、革新的技術を開発するだけでは不十分。研究開発から事業化までの期間を短縮することが重要性を増す。新技術をいち早く実用化し社会実装することで、日本が当該分野の主導権を握ることができる▼政府は今国会で「生産性向上特別措置法」を成立させ、”規制のサンドボックス”制度導入を目指す。既存の規制やルールに縛られずに新技術の社会実験的な実証を行う仕組みだ▼新技術に応じた合理的な規制のあり方をスピーディに検証し政策に反映する。イノベーションを加速させる制度として産業界が寄せる期待は大きい。法案は先週ようやく衆院で審議入りした。拙速は禁物ながら、早期成立と速やかな制度立ち上げが望まれる。(18・4・9)

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