理化学研究所、大阪大学、米国イェール大学の国際研究グループは、病原体やがんへの生体防御に備える記憶キラーT細胞が抗原刺激の強度によって細菌・ウイルス感染細胞やがん細胞への攻撃能力に違いがあることを明らかにした。マウスを使った実験で、中程度の抗原刺激を受けたキラーT細胞はインフルエンザ感染と皮膚がんのいずれにも高い免疫応答を発揮する記憶キラーT細胞に分化する。一方、強く刺激ではインフルエンザ感染、弱い刺激では皮膚がんへの高い免疫を獲得(免疫記憶)することが分かった。免疫細胞であるT細胞の多彩な生体防御機構の一端で、臨床でも活用できる細胞の生体防御能を反映した新たなバイオマーカーなどにつながることが期待される。

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