資生堂は2020年をめどに薄くなった髪の毛をよみがえらせる再生医療事業を始める。医療機関で患者自身の頭皮から採取した特定の細胞を資生堂の専用施設で培養した後、患者に移植して髪の基になる毛包組織を再活性化する技術を確立。脱毛症のなかでも発症頻度の高い壮年性脱毛症を対象に、毛髪研究に取り組む専門医や脱毛外来を持つ大学病院などと連携して新たな柱に育てる戦略を描く。国は再生医療の実用化を後押ししている。脱毛症や薄毛に悩む人のQOL(生活の質)を改善する新たな選択肢として普及を目指す。

毛球部毛根鞘細胞が毛髪の成長に重要な役割をすると考えられている(光学顕微鏡で観察した毛髪の断面)

資生堂の細胞加工培養センターが入居する神戸医療産業都市の中核施設

病院で患者自身の頭皮から採取した細胞を培養して人工的に増やす(細胞加工培養センター内での作業風景)

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