2020年に向けた中長期戦略の前半3カ年を終えた資生堂。20年の売り上げ目標1兆円を前倒しで達成するなど好業績をあげた。牽引役となったのはプレステージ(高価格帯)領域だ。なかでも最高級ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の14~17年の年平均成長率は33%と、最大ブランド「SHISEIDO」の15%を上回る躍進を遂げた。クレ・ド・ポー ボーテブランドを統括する鈴木ゆかり執行役員にその背景や今後の戦略を聞いた。

 - 前半3カ年の躍進はどうみていますか。

 「17年の売上高は14年比で2倍以上に伸長、1000億円超となった。中国のお客さまの影響が大きく、現地の口コミサイトで最も旬なブランドの一つとして認識されているようだ。中国では旅先で化粧品を買い求める傾向があり、日本で14年から化粧品が免税対象となったことや、世界各地で買い物をする習慣が合わさり、ブランドの成長を支えている。評判が新たな評判を呼ぶスピードには私たちも驚いているが、グローバルで育成していこうと商品開発面などで意識し始めた時期とうまく重なったこともある」

 - 後半3カ年について。

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