短い夏季休暇も終わり、久しぶりの出社。乗客で混雑した電車に揺られて肩身の狭い日々を送る現実に戻る。何だか会社に向かう足取りが重いのは、きっとこの通勤電車のせいだと思い込む▼サラリーマンにとって生活の一部になりきっている通勤ラッシュ。鉄道各社の工夫もあってか、かつての大混雑は緩和された感があるが、やはりなくせるものならない方がいい。人口減のなか東京一極集中が進み、首都圏で働く戦士たちには我慢を強いられる▼東京オリンピックが開催される2020年の訪日外国人数は4000万人を目指しているという。競技が集中する期間は、このままでは朝のラッシュ時に東京圏の鉄道が止まるとの試算も出されている。対策なくしては回避できないそうだ▼すでに検討は始まっている。鉄道各社が昼間の時間帯に運行本数を増やしたり、企業には時差通勤やテレワークなどを呼びかける。また、期間中の休暇取得を奨励したり、ボランティア休暇の取得を促し鉄道利用者の減少を図る。サマータイム制の導入も論争を繰り広げている。期間中は宅配サービスを控えるというのもある▼8月も明日で終わり、今度は学生達が戻ってくる。幾分か余裕があった車内の混み具合は通常レベルとなる。気は早いが、一人サマータイム制を導入しようか判断に悩む。(18・8・30)

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