10連休となった夏休み。半分は自宅にいて、簡単な家事の時間以外はボーッとして過ごした。お陰様で夏バテもなくリフレッシュできた。憂いやストレスから解放された穏やかな時間のなかで自然に考えるのは、この国に生まれたという幸運だ▼ネットやテレビで知るニュースはネガティブな話題が多く、とくに海外のニュースには人々の強い怒りやストレスを感じる。もちろん、国内でも怒りを抱えた人はいるだろう。しかし、平凡な日本人の一人として言わせてもらえば、これほど幸せに休日を過ごせるこの国は素晴らしい。きっと日本人は、穏やかであるという価値を尊びながら、長い時間をかけて平和な社会を築いてきたに違いない▼穏やかで長い休みは一方で、後悔の念をもたらす。もっと出掛ければよかった、もっと体を鍛えればよかった、本をたくさん読めばよかったなどなど。その反動で、休みが終わると仕事にエネルギーを投入しなければと考える。一定の穏やかな時間は、仕事の意欲を高めるという意味でも効能が高い▼さて、夏休みについて駄文を書いたが、入社以来初の長い夏休みだった。有休取得に関する法改正もあり本年、お盆の週に新聞を休刊したためだ。読者諸兄にはご不便をお掛けし大変恐縮ながら、その功罪についてご意見を賜れれば幸いである。(19・8・20)

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