【台北=清川聡】台湾の長春グループは米国で酢ビチェーンの構築を検討する。カギとなるのが自社開発を進めるエタンを出発原料にクラッカーを介さずエチレンや酢酸を生産する世界初の技術。台湾で実証実験を進めており、「これまで非常に良好な結果が確認できている」(陳顯彰副総裁)という。同プロジェクトの事業性が確認できた後、投資の最終判断を行う。廉価なエタンを確保できる米国ルイジアナ州などを候補地として、まずは年42万トンの酢酸ビニルモノマー(VAM)設備の新設を視野に入れる。さらに将来的にはポリビニルアルコール(PVA)や、エチレン―酢酸ビニル共重合(EVA)、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)といった川下展開も構想する。

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