債務超過に陥ったジャパンディスプレイ(JDI)が、有機EL(エレクトロルミネッセンス)製品で再建を目指す。まずはスマートウォッチ向け有機ELパネルの量産を茂原工場(千葉県)で始め、次いで価格性能比に優れる全画面タッチセンサーの量産も開始する。いずれも同社初の製品とあって技術力を実証する役割も大きい。ただ、大量生産能力が必要なスマートフォン向けは国内に適当な生産設備を持たないため、出資者を募って中国での事業化を考えている。苦戦続きのスマホ用液晶ディスプレイを扱うモバイル事業は年内に分社し、中国ファンドとともに顧客開拓を進める。なおグループで印刷方式の有機ELパネルを手がけるJOLEDとの資本関係は今秋にも解消し、JOLEDは独自に調達した資金を使って来春から能美工場(石川県)で大型有機ELパネルの量産を始める。続きは本紙で

 

再建策を説明するJDI月﨑社長(右)と菊岡常務(8月9日)

試作したスマホ用有機ELパネル

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