<中国 製油所・石化エネ基準策定/上>
 中国国家発展改革委員会など関連当局は今年10月から11月にかけて、石油化学産業の主要設備を対象とする省エネ・生産性基準を発表した。来年以降、参入・投資認可の条件を厳格化し、生産性の低い小規模設備の淘汰も進める。2030年にGHG(温室効果ガス)排出量をピークアウトさせ、60年に排出量実質ゼロを目指す「双碳目標(碳=炭素)」達成に向けた政策の一つ。産業全体の効率を高める手段としてM&A(合併・統合)を奨励するほか、分解炉(エチレン生産設備)の電化をはじめとする革新技術の導入を支援する方針も打ち出した。(中村幸岳)続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る