海洋プラスチック問題が国際的な広がりをみせるなど地球規模での環境保全対策が叫ばれるなか、リサイクルの推進、持続可能な社会構築のサポートは、日本の大衆消費財メーカーが企業活動を行う上で、重要な評価要件となりつつある。耐久性ある素材のリユースを推進する「ループ」システムが欧米で大いに盛り上がり、日本でも賛同を表明する消費材メーカーが徐々に増えてきている。環境対応の共通プラットフォーム構築の必要性を強く感じる姿勢の表れといえる。化粧品業界では環境、ヒトに優しいサステイナブル原料の採用、持続可能なパッケージングへの取り組みに大きく舵を切っている。また、さまざまな消費財を扱う産業で利用者に対し、メーカーによるエコを想定した使い方の提案により結果として環負荷低減、ゴミの減量につながる商材の開発、提供も進行している。続きは本紙で

「ループ」は非プラ製の容器を繰り返し使う取り組み

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

環境・規制・行政の最新記事もっと見る