KMバイオロジクス(KMB)は22日、新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチン「KD-414」の国内第1/2相臨床試験(P1/2)を始めたと発表した。目標症例は210例。20歳以上65歳未満の健康成人と65歳以上の健康な高齢者を対象に行い、2回接種した際の安全性と免疫原性を検討する。国内企業による不活化ワクチンの治験開始は今回が初めてだ。

 1回0・5ミリリットルずつを2回、27日間隔で筋肉内に接種する。無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験として実施する。速やかにP1/2を終え、年内の第3相臨床試験(P3)実施に向けて、準備を進めていく。

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