【シンガポール=中村幸岳】アジア全域でコンテナ需給がひっ迫し、化学品物流にも大きな影響が出ている。背景には、クリスマスや旧正月を控え米州や中国でコンテナ需要が高まる一方、コロナ禍でコンテナの最大生産地である中国での新造が減少、また各地で人手不足で陸揚げされたコンテナが戻らないことなどが挙げられる。化学品物流もドライコンテナに加え液物を運ぶISOコンテナが不足し、物流が大幅に停滞する「かつてない状況」(在シンガポール商社)。事態改善は2021年2月中旬の旧正月明けになるとの見方が強い。続きは本紙で

アジアでは海上運賃が平常時の2〜3倍の水準になることも

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