【シンガポール=中村幸岳】アジア太平洋地域の汎用樹脂市場は、ポリオレフィンの需給に緩和傾向がみえる一方、塩化ビニル樹脂は弱材料が見当たらず、域内プライスリーダー企業が4月積みの大幅値上げを提示するなど市況は高値継続が確実視される。いずれも米国品の輸出再開は6月積み以降にずれ込む見通し。物流停滞も解消されていないが、ポリオレフィンは最大市場・中国の需要が力強さに欠け、昨年来上昇が続いた域内スポット価格や先物価格に一服感が出ている。続きは本紙で

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