アステラス製薬が2025年度までの新中期経営計画をスタートした。売上高など数値目標非公表の企業が増えるなか、「株式時価総額7兆円」「営業利益率30%」「重点7製品で売上高1・2兆円」など具体的で挑戦的な数字を掲げる。新中計の狙いや実現への自信を安川健司社長に聞いた。

◎…新中計で意欲的な数値目標を出した狙いは。
 「この2、3年は大型製品の特許切れや国内製品の販売終了などが続き厳しい時期だった。株価が伸び悩むことは分かっていた。アナリストやメディアからも指摘されていた。だが『その時期は終わり、成長トレンドに入る』というメッセージを力強く発信していく意図もあり、新中計では係数目標を多く盛り込んだ」

◎…目標の一つに現時点の時価総額から倍増の「7兆円」を掲げました。続きは本紙で

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