アルプスアルパインは新型コロナウイルスの感染拡大による需要増に対応し人工呼吸器向けの操作デバイスである磁気式エンコーダ「EM11Bシリーズ」の増産体制を整備した。通常の5倍を上回る月産10万個体制を実現、順次提供を開始している。

 新型コロナウイルスの治療法の一つとして有効とされる人工呼吸器や人工心肺装置が全世界でひっ迫。国内外の多くのメーカーが政府の要請を受け、増産を進めている。

 EM11Bシリーズは疾病患者に送還する空気の量・気圧・吸入時間調整や、これらのモードを変更する操作デバイス。人工呼吸器メーカー各社の要請を受け、他用途向けの生産を一時調整して生産能力を確保した。

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