アンジェスは13日、カナダのバイオベンチャー、バソミューン・セラピューティクスと共同開発している新型コロナウイルス感染症治療薬候補「AV-001」の臨床試験について、米国食品医薬品局(FDA)から治験開始申請(IND)が承認されたと発表した。新型コロナ感染症の重症例で多く生じる急性肺損傷や、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療薬として開発する。今月中に米国で第1相臨床試験を始める予定。米国の開発進捗をみながら、日本でも開発を検討する。米国では国防総省から約280万ドル(約300億円)の助成を受けている。

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