イビデンが世界トップシェアを占める高機能ICパッケージ基板のグローバル需要拡大が止まらない。ひっ迫する世界需要に応じ第3期目の総額1800億円投資を正式に決め河間事業場(大垣市河間町)で新工場建設を近く開始する。2018年から2期計画で進めた増産投資の総額1300億円を超え、第3期は同社史上最大規模の大型投資額を更新した。同時に河間事業場のCSP(チップサイズパッケージ)設備をスクラップ&ビルドで刷新、「サーバー向けなど次世代パッケージが主体」(同社)の新鋭工場とし、23年度から順次稼働入りする。同社は21年3月期でも大幅な増収増益を達成している。事業拡大の牽引力となるパッケージ関連を一段と強化する戦略が鮮明となった。続きは本紙で

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