【デリー、ムンバイ=中村幸岳】インドで自動車や家電製品の部品に使うポリプロピレン(PP)の増産機運が高まっている。化学工業日報が入手した情報によると、国営石油会社を中心に、現地企業が2025年頃にかけて合計年400万トン分の投資を計画。すべて完成すれば国内能力は1000万トンに達する。インドではPPが多く使われる家電製品や包装材料などの需要が伸び、販売不振で生産調整が続く自動車産業も、来年以降は勢いを取り戻すと予想される。内需拡大に応えるため、現地ではコンパウンド(成形材料)工場の投資も相次いでいる。続きは本紙で

ONGC子会社MRPLのマンガロール工場

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