【バンコク=松井遥心】計画が遅延していたインドネシアの大型石化計画が最終投資決定に向けて前進する。計画を主導するチャンドラ・アスリの新株発行に対し、先月末にタイ石油公社(PTT)グループのタイオイルが15%の出資を発表。同時にサイアムセメントグループ(SCG)の化学子会社も追加出資を決めた。多額の資金調達がネックとなっていたチャンドラ・アスリにとっては、タイ化学業界の二大陣営から合わせて13億ドル(約1427億円)の投資を引き出したことで、計画実現に光明が差した格好だ。続きは本紙で

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