経済産業省はビル用マルチエアコンについて、微燃性であるHFC32の使用を前提とした低GWP(地球温暖化係数)化目標の設定に踏み切る。安全性評価の進展や、関係者が連携して対策にあたる組織の発足を受け、安全確保に向けた体制が整ったと判断した。家庭用エアコンの低GWP化に貢献している冷媒だが、ビル用マルチでは使用量が多いため、微燃性に対して特別な対応が求められていた。HFCに続く次世代冷媒には可燃性のものも多く、さらに燃焼性の高い冷媒をも安全に使いこなす社会の構築へと舵を切っていく。続きは本紙で

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