アジアのエチレン市況は横ばい。11月初旬から1トン当たり200ドル以上上昇したが、12月は970~980ドルで推移した。誘導品の需要が旺盛ななか、域内外でクラッカーの生産トラブルが発生して需給がひっ迫。スポット玉が少ない状況が続く。今後は昨年中に稼働を始めた新規設備による供給増で上値が抑えられるものの、中国を中心に堅調な需要が下支して「大きな値崩れはない」との見方が多い。続きは本紙で

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