アジアのエチレン市況は、1トン当たり800ドル程度が1カ月続いている。4月中旬以降の大幅上昇で米国品が流入。一部誘導品の採算も悪化し、調整が入った。今後は第3四半期にかけて需給は大きく緩まないとの見方が支配的。域外品が不足気味なことに加え、停止中の韓国のクラッカーの再開時期が第4四半期以降になる。ただ、中国勢の新増設クラッカーの稼働時期も大きく影響するため、市場関係者が注目している。続きはこちら

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