石油化学コンビナートの定期修理時期の平準化に向けて検討していた石油化学工業協会など6団体は、定修の現状および課題解決に向けた報告書と、具体的に日程調整を進めるためのガイドラインを作成した。人手不足や設備の高経年化から定修工事の品質確保と安全安定操業に懸念が高まっており、働き方改革を順守するうえでも定修時期の分散・平準化が石化業界、メンテナンス業界にとって大きな課題となっている。20年度初めに「定修会議」を設置し、23年の定修から日程が重複しないよう調整することになった。公正取引委員会も「独占禁止法上問題はない」との見解を示している。続きは本紙で

高田局長(左)に報告書を提出する志村専務理事(右端)と橘川教授

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