オオハシ(横浜市)は、架橋ポリエチレン(PE)の再資源化技術による循環型社会構築を目指す。一般的に産業廃棄物として埋め立てや焼却処分される架橋PE廃材をリサイクル可能とする特殊な技術を開発し、昨夏から自社の樹脂製敷板「リピーボード」の原料の一部としての展開を開始。さらに当初から取り組む電源ケーブル廃材以外にも、給湯管や特殊フィルム、自動車に用いられる緩衝材などを扱う企業との取り組みもスタートしている。大手化学メーカーとも材料評価などで協力を得ており、耐熱性を若干高められるという独自の機能を生かせる新規用途の探索にも乗り出すとともに、リサイクル技術についてはライセンスビジネスとしての展開を視野に入れる。続きは本紙で
熱可塑性エラストマー、自動車の潮流を商機に
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