複合素材開発スタートアップのカーボンテック(川崎市)は、超小型人工衛星に搭載する太陽電池の冷却技術を開発した。宇宙空間で太陽に照らされる太陽電池は100度C以上の高温になるため、発電効率が下がり寿命が短くなる課題がある。炭素繊維(CF)とグラフェンの複合シートを太陽電池セルの裏面に貼ることによって効率的な冷却が可能になる。すでに性能シミュレーションを完了しており、今年中にプロトタイプを完成させて実証に入る予定。2022年には衛星打ち上げに参画し、宇宙空間での試験にこぎつけたい考え。続きはこちら

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