2019年に国内でケミカルリサイクル(CR)された廃プラスチックの量は約27万トン。そのうち、高炉還元法やコークス炉化学原料化法など「ワンウェイ型」を除き、モノマー化やガス化、油化といった「循環型」技術の処理量は実質ガス化技術の6万トンにとどまる。具体的には昭和電工が川崎事業所(神奈川県)で運営するプロセスであり、使用ずみプラから水素と二酸化炭素(CO2)を取り出す「KPR(川崎・プラスチック・リサイクル)」だ。2003年の稼働開始以来、世界で唯一の長期商業運転実績を持ち、今後も資源循環の輪の形成に貢献していく。続きは本紙で

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