診断薬・機器大手の蘭キアゲンは日本で、新型コロナウイルスに対する免疫レベルを把握する検査技術の提供を開始した。感染の有無を調べる検査薬と異なり、感染者の病状の管理やワクチン接種による免疫獲得などを調べられる。

 日本法人のキアゲン(東京都中央区)が研究用として12日に発売した。検査システムは免疫細胞のT細胞が分泌する「インターフェロンーγ」を測定する。コロナ感染者の重症化の程度や、獲得した免疫の持続性などを把握できる。ワクチンの有効性評価にも役立つ。

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