キシダ化学は農薬大手のクミアイ化学工業との協業を開始する。クミアイ化学とそのグループ企業であるイハラニッケイ化学工業(静岡県静岡市、山梨了志社長)、ケイ・アイ化成(同磐田市、早川正人社長)の3社が持つ原料・中間体のうち、10化合物をキシダ化学が試薬化して販売する。クミアイ化学グループとしては、自社の化合物を試薬化・販売してもらうことで新規顧客開拓や新たな用途探索が効率的にできる。試薬を購入する企業にとっては、研究開発から量産ステージまで一貫して同等品を使用できるため、製品開発のスピードアップにつながる。キシダ化学は素材・原料メーカーと研究開発現場を橋渡しするビジネスを創出することで事業拡大を目指す。続きは本紙で

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