クラレは、ポリアミド(PA)樹脂で自動車向けの提案を強化する。車両の軽量化ニーズに対応するため新たな耐熱性PAを開発した。独自のPA9T「ジェネスタ」の特性を維持したまま、ガラス転移温度を従来の130度C前後から136度Cまで高めることに成功した。バランスのとれた性能を訴求することで、金属代替を加速していく。さらに、繊維配向を考慮した構造解析技術のソリューション提案も本格化する方針。部品に最適な樹脂形状の検証などを行っていく。樹脂開発とともに構造解析支援なども強化することで、自動車の軽量化を支援する考えだ。続きはこちら

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