クラレは2020年、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)事業で前年比5%増の数量拡大を目標に掲げる。環境配慮型商材に注目が集まるなか、欧州を中心にバイオTPSの打ち出しを強める方針。早ければ靴底用として21年の商品化を見込む。また、自動車分野での採用を念頭に、低周波の振動を吸収することが可能なグレードを開発した。エンジニアリングプラスチックの添加剤として訴求する。市場のニーズを先取りした提案などを通じ、量的な拡大へとつなげていく。続きは本紙で

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