クラレは、高耐熱ポリアミド(PA)9T樹脂「ジェネスタ」の生産能力を約3倍に増強する検討を開始した。現在は国内2拠点で合計年産1万3000トンを製造しているが、2022年10~12月にタイ工場稼働後は、生産能力が約2倍となる見込みだ。しかし現状の引き合いや市場の成長性を見ると、「早晩フル稼働が見込まれる」(同社)として、タイでの第1期プラントの稼働を前に早くも第2期の必要性が高まっている。投資決定から稼働まで通常2~3年を要することから、かなり早い段階での投資決定となる可能性もある。第2期プラントも第1期と同じく同1万3000トン規模となるもようで、稼働すれば総生産能力は現状の3倍となる。続きは本紙で

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