クラレは、超耐熱ポリアミド(PA)を開発した。ガラス転移温度(Tg)は約140度Cと、同社が展開する高耐熱PAであるPA9T「ジェネスタ」により10度C以上高く、ジェネスタでは対応できなかった用途の開拓につなげる。とくにスーパーエンプラの頂点素材とされるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)ではオーバースペックとなるような用途に提案し、PEEK代替による市場開拓を狙う。すでにサンプルワークを開始しており、2022年に予定するジェネスタのタイ拠点稼働後に生じる設備能力の余力を活用して日本で生産していく。続きは本紙で

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