コスモ石油はグループ企業の丸善石油化学との提携を拡大する。これまでも両社が相互に損の出ない範囲でシナジーを得るため生産計画などを調整していたが、全体としてのメリット最大化に踏み込む。線形計画法(LP)と呼ばれる原料調達や生産計画の枠組みを統合する。調達原油の選択に関し、ガソリンや軽油といった石油製品だけではなく石油化学製品の市況も考慮できるようになる。国際海事機関(IMO)の新規制への対応でも、年間数億円の投資効果が見込める新設備を投入した。続きは本紙で

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