ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)シリーズで無人化、遠隔操作化機能を拡充する。倉庫や工場内での省人化や新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、機器間の連携制御やクラウドAI(人工知能)を用いることで現場作業者全体の人数を減らし、感染拡大リスクの低減を図る。

 拡充するのは、同社が開発した無人フォークリフト「CarriRo Fork」(キャリロフォーク)とパレット積載運搬タイプのキャリロADプラスによる無人搬送ソリューションおよびクラウドサービス「ROBO-HI」(ロボハイ)の複数台同時・遠隔操作機能。無人搬送ソリューションでは人の手を介さず搬送したパレットを格納棚に出し入れできる。遠隔操作機能ではタブレット端末やスマートフォン、専用コントローラーによる操作が可能になる。

 さらに、キャリロがカゴ台車などを牽引して目的地までに到着すると自動で切り離す専用アタッチメント機能に適用可能な台車の種類を拡大し、機器の停止時間や制動距離設定の柔軟性などを改良した。

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