サラヤ(大阪市東住吉区)は、パーム油と糖を原料に天然酵母の発酵技術で作り出す界面活性剤「ソホロースリピッド(ソホロ)」で土壌浄化への応用に取り組む。油で汚染された土壌を微生物の働きで浄化する「バイオレメディエーション」に使う薬剤にソホロを添加。土壌の汚染対策を手がけるバイオレンジャーズ(東京都千代田区)と実地検証を進め、工期短縮などの有用性を示すことで普及につなげる。これまでは自社製品で活用の範囲を広げてきたが、今後は原料供給にも力を入れて将来的にはソホロの外販で数億円規模の事業に育てることを目指す。続きは本紙で

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