サーモフィッシャーサイエンティフィックジャパングループ(東京都港区)は、日本で展開する新型コロナウイルスのPCR検出用試薬ラインアップに「L452R変異」「E484Q変異」「P681R変異」「T20N変異」の4種類を加えた。これにより、同社の検出試薬は計26種類の変異を検出可能になった。標準価格は反応1250回分で税抜き15万円。

 L452R変異はインドなどで流行する変異株に含まれる注目度の高い変異。4月下旬には日本でも確認されており、感染拡大が懸念されている。これまで一部検査機関や臨床検査会社に先行提供していたが、このほど正式に発売した。

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