【バンコク=松井遥心】タイ国内での企業の設備投資が回復傾向をみせている。タイ投資委員会(BOI)がこのほど公表した今年1~9月の投資申請額は5207億バーツ(約1兆7800億円)で、前年同期の2倍超に達した。世界的なコロナ禍のなかでも需要が堅調な電機・電子分野や医療分野へ投資が集まっているほか、化学やバイオへの資金投入も増えている。BOIでは手厚い税制優遇措置を受けられる対象分野を拡大しており、その効果が徐々に出てきているようだ。続きは本紙で

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