【バンコク=松井遥心】タイ化学大手の7~9月期決算は、サイアムセメントグループ(SCG)を除き増益となった。前年同期に比べ石油化学製品の原料との値差(スプレッド)が改善した。ただ、原油高により原燃料費がかさんだうえ、東南アジアでのコロナ感染悪化で製品需要が後退。前四半期に比べるとスプレッドは圧縮され、収益の回復ペースは減速した。第4四半期もコスト高を懸念する声が上がる。続きは本紙で

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