【バンコク=岩﨑淳一】タイの化学産業が回復基調を強めている。国内総生産(GDP)成長率が2ケタのマイナスを記録した4~6月期を底に自動車向けをはじめ需要が持ち直し始め、稼働率が上昇。引き合いも増加傾向にある。明るい兆しが出ている一方、国内で学生を中心とした反政府デモが全国に広がり、一部で王室改革を要求する声も上がる前例のない事態に発展している。日系企業からは、混乱が深刻化した場合の事業活動の停止を不安視する声が広がっている。続きは本紙で

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