【バンコク=岩﨑淳一】タイの化学大手が日系企業との新たな協業を探索している。サイアムセメントグループ(SCG)は、タイで高付加価値品の事業化を模索し日系企業へアプローチを開始。ベトナム南部の石油化学基地建設への経営資源集中が目立っていたが、国内も重視する姿勢にシフトしている。タイ石油公社PTTグループも、PTTグローバルケミカル(PTTGC)のほか、IRPCやタイオイルが戦略的パートナーと共同での取り組みを狙っている。日本企業と手を組みスペシャリティケミカル分野などを拡充し競争力を高める目的。2020年代もタイ日連携による新規プロジェクトが打ち出されそうだ。続きは本紙で
ENEOS、水素供給網整備へ3戦略
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