【バンコク=松井遥心】タイ素材大手サイアムセメントグループ(SCG)は、化学部門の事業会社の上場に舵を切った。先月28日にオンラインで開いた第1四半期の決算会見で、同27日に上場手続きに入ったことを公表した。会見に出席したSCGのタンマサック・セッウドン最高財務責任者(CFO)兼副社長は長期的な展望として「とくにベトナムとインドネシアに潜在的な成長性があるとみている」と話し、両国の石油化学プロジェクトへのさらなる投資を示唆。また、環境対応の注力製品である「SCGグリーンポリマー」へ投資する考えも示した。続きは本紙で

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